おすすめのプロモーション
日本の即席麺輸入が増加、ベトナムやタイ産が人気
<写真:Lao Dong>
日本は2022年にベトナムから即席麺を輸入するために約5億円を支出しており、日経新聞によれば、同国は即席麺の発明国であるが、ベトナムやタイからの輸入が増加している。
パンデミック中に海外旅行が制限された際に海外製の即席麺消費が増加し、多くの日本人がベトナムやタイの製品を体験したという。
日本財務省のデータによれば、2022年のアジアからの即席麺輸入額は前年比3.1倍の約86億円に上った。
東京・新大久保のアジア食品市場では、海外製即席麺が目立つ場所に配置され、顧客の8割ほどが購入するほどの人気がある。
輸入品即席麺の大部分は韓国産であるが、東南アジア産の増加も顕著であり、2022年のベトナムからの輸入は2017年の5.6倍の約5億円に、タイからは約5億1000万円に達した。
この増加を受けて、海外で即席麺を生産する日本企業も日本への逆輸入を開始している。
エースコックはベトナム最大の即席麺メーカーであり、2018年にベトナムでの生産品を日本で販売を開始した。
当初はベトナム人コミュニティをターゲットにしていたが、日本の一般消費者の間でも人気が出て、2022年までの売上は3倍に増加したという。
日清食品もタイの子会社が製造するトムヤムスープ風味の麺を限定発売し、好評を博している。
世界ラーメン協会のデータによれば、2022年における世界の即席麺需要は前年比2.6%増の1210億食以上に達した。
中国と香港がトップの消費市場であり、インドネシア、ベトナム、インド、日本がそれに続いている。
即席麺は日清食品の安藤百福によって考案され、1958年に日本で初めて製造された。その後、1971年にカップヌードルが発売され、多様な味の展開によって世界中に普及した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。