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2024年7月から最賃引き上げ、労働時間の短縮を提案
2023年11月01日(水)09時55分 公開
<写真:cafef.vn>
ベトナムでは2024年7月1日から最低賃金を引き上げるとともに、週の労働時間を48時間から44時間に減らすことが提案されている。
これは国会議員の1人が31日に行われた経済・社会に関する議論で述べた意見である。
ラムソン省選出の国会議員であるファム・チョン・ニャ氏は、ベトナムでは1947年から「労働者の男女は週48時間以上働かない」という規定があるが、80年近く経った今でも民間部門の労働者は週48時間働いており、公務員との格差があることを指摘した。
公務員は1999年から週40時間の労働制度に移行している。
同氏は「労働者は国の発展の成果を享受するべきであり、負担を軽減するべきである」と述べ、政府に対して民間部門の労働者の週労働時間を44時間に減らすことを国会に提案するように求めた。
また、同氏は最低賃金の引き上げも提案しており、政府に対して国家賃金協議会に早期に交渉を行わせ、2024年7月1日から最低賃金を引き上げるように要請した。
現在、ベトナムでは最低賃金は地域ごとに異なり、第一地域では442万ドン(約2万7210円)、第二地域では392万ドン(約2万4130円)、第三地域では343万ドン(約2万1120円)、第四地域では307万ドン(約1万8900円)である。
最低賃金は毎年見直されており、2023年には平均5.5%引き上げられた。
最低賃金や労働時間の改善は労働者の生活水準や消費力を高めることが期待されているが、企業側はコスト増や競争力低下などの懸念も抱えている。
この問題については、政府や国会が今後検討することになる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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