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ホーチミンでペットとして牛を飼育、悪臭問題で近隣住民が苦言
<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市タンフー区タンソンニー街区の家庭が室内で牛をペットのように飼育していることが注目を集めている。
牛の飼育は周辺住民に悪臭をもたらし、不快感を引き起こしているが、地元当局は規定の欠如によって何年も問題に対処できず、手が出せない状態である。
報道によると、牛5頭が同街区のグエンクイアイン通りにある家で飼育されている。
同地域は学校や寮、レストランなどが密集しており、牛の糞から発生する悪臭が日常生活に影響を与えているという。
地元住民の1人は数年にわたって牛糞の臭いに悩まされており、特に雨季にはこの問題が顕著になる。住民たちは問題を地区人民委員会に訴えているが、状況は改善されていない。
同区のグエン・コン・チャン副委員長は、住宅地域での牛飼育に関して初めて耳にしたと述べ、同街区に対して家畜飼育法に基づいて関連機関と協力し、問題に取り組むように提案している。
同街区の指導者によると、過去3年間にわたって住民からの苦情を受け、動物衛生局や環境経済警察隊、同区経済課とともに何度も現場に出向き、既に話し合いを行ったという。
しかし、牛を居住区域から移動させるための具体的な強制手段がなく、行動に移すことができていない状況である。
2018年の家畜飼育法では家畜飼育禁止区域での家畜飼育が禁止されているが、同市人民委員会が家畜飼育禁止区域に関する具体的な規定をまだ定めていないため、同街区だけではなく、他の地域も同様の問題で困っているという。
住民からの強い反発を受け、25日に同街区はこの家族に牛を売却するように強く要求し、最終的に家族は牛を売却することに同意した。
同市ではニャーベ郡でも30頭以上の牛が放牧され、通行の安全に影響を与える問題が発生している。
同郡のチャン・ゴック・ミン委員長は、家畜飼育が増え続けていることを認め、問題解決のための取り組みを進めていることを明らかにした。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。