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車椅子のインフルエンサーを差別? 内容の真偽に物議

2024年01月16日(火)10時10分 公開
車椅子のインフルエンサーを差別? 内容の真偽に物議

<写真:vietnamplus.vn>

 

ハノイ市内の「フォー・ガー・ラム(Phở Gà Lâm)」というフォー屋で、車椅子を利用する客が差別的な扱いを受けたという疑惑が持ち上がって物議を醸している。

 

事件は著名なインフルエンサーであるV.M.L.氏がSNS上に投稿した内容によって発覚した。

 

L氏は生まれつきの障害で車椅子を使用しており、友人と一緒に同店を訪れた際に店員から不適切な対応を受けたと主張している。

 

同店は入口が狭く、障害者用のスペースが確保されていないため、店員に車椅子を持って階段を越えるように要望したところ、拒否されたという。

 

店側は狭い入口と雨天のため、隣のカフェに座るように提案し、そこでフォーを提供すると伝えたと主張しており、障害者の顧客を差別する意図はなく、むしろL氏とその友人を普通に迎えたとしている。

 

しかし、L氏は同店の提案を受け入れずに入店し、同店入り口にあるテーブルに着席したため、同店の従業員は「次回からはこの場所に座らないように」と注意を促した。

 

これはL氏が着席した位置が店舗の運営に支障をきたす可能性があったためである。L氏はこの出来事についてSNSに店側から差別的な扱いを受けたという投稿を行った。

 

これに対して同店のオーナーは「L氏を追い出したり、侮辱的な言葉を使ったりすることは決してなかった」と反論している。

 

この問題はオンライン上で様々な反応を呼び、多くのユーザーがL氏の主張に疑問を呈しており、ハノイ市情報通信局も同件に関する調査を開始した。

 

ベトナムでは障害者への配慮が必要とされる公共施設や店舗が増加しているが、依然として完全な対応が整っていないのが現状であり、今後は社会的課題に対する意識が高まることが期待される。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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