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ハノイ西湖の改修と浚渫、総額4兆ドン超のプロジェクトを提案
<写真:congthuong.vn>
ハノイ市タイホー区は西湖(タイ湖)の環境改善および技術インフラのアップグレードに関するいくつかのプロジェクトを提案した。
同提案には2兆ドン(約119億2620万円)の予算を投じ、湖の泥を浚渫する計画が含まれている。
同提案では西湖に内陸水路の桟橋を建設するために約1兆6000億ドン(約)、湖周辺の噴水や技術インフラに約6000億ドン(約35億7780万円)が必要とされ、3カテゴリーに対する総予算は4兆2000億ドン(約250億4510万円)となる。
同区は資金調達のバランスを考慮し、環境衛生を維持しつつ、他の公共投資プロジェクトを実施するため、プロジェクトに混合資金を使用することを提案している。
具体的には同区が約1兆2000億ドン(約71億5570万円)を自己資金で拠出し、ハノイ市が2023年〜2025年、2026年〜2030年の2段階にわたって、約3兆ドン(約178億8930万円)の予算を配分する計画である。
2016年における同市議会会議で、同区は2011年以降に西湖の浚渫プロジェクトを4回実施し、総額1280億ドン(約7億6320万円)を投じ、44万㎥の泥が浚渫されたことを報告した。
しかし、タンニエン通りエリアで330億ドン(約1億9670万円)以上をかけた浚渫契約は、大量の魚が死亡した事件の後で評価を待つため一時停止された。
コンサルタントの1社によると、西湖を綺麗にするためには約120万㎥の泥を浚渫する必要があるが、過去8年間にこの浚渫作業が続行されたかどうかの公開情報はない。
西湖は同市中心部の西北西に位置する自然淡水湖で、面積は500ha以上、周囲は約15kmであり、古い紅川の一部として形成された。
水生生物系は種の多様性が豊富で、浮遊する植物72種、底生の藻類47種、浮遊する動物37種、エビ、カニ、貝、カタツムリ、ミミズなど底生動物29種、甲殻類12種、魚類46種が確認されている。
2024年1月11日に行われた同市党委員会常務委員会と同区党委員会常務委員会の会合によると、同区は西湖とその周辺地域の価値保存、活用するためのプロジェクト策定、水質環境改善、水産生物の生活空間改善、湖周辺の排水源の厳格な監視に関する計画を進行中である。
また、同市党委員会のディン・ティエン・ズン書記は「あらゆるコストをかけて、西湖を国家の貴重な宝物として保存し、湖の潜在能力と価値を全面的に活用する必要がある」と指示している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。