プロジェクト総額160兆ドン、ホーチミンが投資を呼びかけ
<写真:cafeland.vn>
ホーチミン市はグリーン成長を促進するプログラムの一環として、総額約160兆ドン(約9587億9800万円)の28プロジェクトに対する投資を呼びかけている。
これらのプロジェクトは特にインフラプロジェクトに大きな投資価値があるものが含まれる。
例えば、ホーチミン市〜モクバイ高速道路プロジェクトは19兆8000億ドン(約1186億5120万円)以上、第5号線高架道路プロジェクトは15兆4000億ドン(約922億8430万円)、国道13号線の拡張・改修プロジェクトは13兆8500億ドン(約829億9590万円)、そしてビンカインフェリーを置き換えるカンジオ橋の建設プロジェクトは10兆5690億ドン(約633億3460万円)の投資が予定されている。
また、高度技術に関連する6つのプロジェクトもあり、これには電子、半導体、バイオテクノロジーの研究開発を対象とする5つのプロジェクトが含まれ、総投資額は約4兆4000億ドン(約263億6690万円)である。
データセンターのプロジェクトには6兆9500億ドン(約416億4770万円)が投じられる予定で、都市整備と住宅再配置に関連する5つのプロジェクトも1兆4400億ドン(約86億2910万円)の資金調達を目指している。
ホーチミン市の省轄市であるトゥードゥック市では、総合金融商業サービス・住宅複合センターの建設に12兆710億ドン(約723億3530万円)、国際会議展示センター・ホテル・商業サービス複合施設に1兆6590億ドン(約99億4150万円)、中央広場に5兆3480億ドン(約320億4780万円)といった計画も進行中である。
環境分野では下水処理に関するプロジェクトが主要で、総投資額は約30兆ドン(約1797億7460万円)に達する。
これらの取り組みは、同市が経済的繁栄、環境の持続可能性、社会の公正を目指し、グリーン成長を未来の発展戦略として選択したことを反映したものである。
また、同市は2030年までに温室効果ガス排出量を10%削減する目標を設定し、地球温暖化の進行を抑制する全世界の目標に貢献することを目指している。
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