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配達員が不足、テト間近に苦戦するオンラインショップ
<写真:kienthuc.net.vn>
テト(旧正月)時期が近づく中で、オンラインショップのオーナーたちは、商品を顧客に迅速に届けるための配送員を見つけることに苦労している。
2023年半ばから注文数の減少によって多くの配送員や、トラックドライバーが仕事を辞めた結果、年末に注文量が急増した際に人手不足となり、商品の配送が遅れる事態となった。
ホーチミン市の省轄市であるトゥードゥック市在住のオンラインショップオーナー、フイン・タイン・ガン氏は配送業者がピーク時に対応できず、顧客への配送が遅れることに頭を悩ませている。
ガン氏は「この時期に注文が入ると配送員がいつ商品を取りに来て、いつ顧客に届けるかが分からないので非常に心配になる」と語る。
結局ガン氏は、テトが終わるまで新たな注文を受け付けないことを決めた。
配送業者側も2023年半ばからの注文減少による人手不足が、テト期間中の配送遅延の主な原因であると説明している。
ある配送員は「毎日朝7時から深夜まで働いても配送が追いつかない。最近は本当に疲れ果ててしまった」と語る。
配送業者によると、テトが近づくにつれて注文が急増し、配送員は通常の200%の労働力で対応しなければならない状況であり、需要に応えるために新たな配送員の採用と訓練を急いでいるという。
また、配送業界ではテト期間中に大きな荷物や価値のある商品の配送が増加するため、配送に時間がかかり、配送料も高くなる傾向がある。
GojekやGrabといった配車サービスもテト期間中は注文が2〜3倍に増加するため、ドライバーを確保するための特別な措置を講じている。
テト期間中の配送業務はオンラインショップのオーナー、配送員、配送サービス会社の間に多大な課題を生じさせており、業界全体での解決策が求められる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。