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ベトナム人のテト、なぜ人々は散財してしまうのか?
<写真:dantri.com.vn>
現地メディアによると、テト(旧正月)期間中の過度な支出で、借金やストレスを抱えるベトナム人が多数存在する。
現地メディアは支払い能力を超えるものを拒否し、具体的な支出計画を立てることで、散財しない方法を学ぶように呼びかけている。
ハノイ市在住のLさんはSNSに「日々節約しているのに、テトには何も考えずに浪費してしまう。瞬く間に数百万ドン(100万ドン=約6100円)も使ってしまった」と投稿した。
Lさんの投稿には、わずか数分の間に数百を超える同意のコメントが寄せられた。
ベトナムでは多くの人々が、テトには家族や友人、そして自分自身のために新しい物を購入したいと考える傾向があり、食べ物や装飾品、衣類など、全てを新調する。
さらに、テトは家族や友人との再会の時期であり、多くの約束がある。
ベトナムの成人は祖父母や両親、子供たちへのお年玉も含め、かなりの金額を支出しなければならない。
しかし、ベトナム人はテトが年間で最も素晴らしい時期であると信じ、金銭を惜しまずに使う傾向がある。
そのため、後に支出額を振り返って驚愕することも多々あるという。
ビジネス専門サイトによると、傾向として人々は大型連休に無計画な消費行動を欲することがあり、これが財務目標から逸脱する原因となる。
支出を慎重に計画することで、祝祭日の無駄遣いを避けることが可能となる。
後悔しないための対策として、テトに向けてまずは予算を立て、買い物時は複数の場所で価格を比較し、最適な価格での購入を心がける必要がある。
正しいタイミングで断ることを学び、財政能力を超えるパーティーの招待は断り、安定した財政状態を維持しなければならない。
また、テトが終わった後には自身の過ごし方を振り返り、何が正しく、何が足りなかったのかを認識し、来年に向けて調整を続けることが不可欠である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。