東南アジアで最も美味しい屋台飯100選、11のベトナム料理が選出

2024年03月12日(火)11時03分 公開
東南アジアで最も美味しい屋台飯100選、11のベトナム料理が選出

<写真:dienmayxanh.com>

 

食文化を専門に取り扱うウェブサイト「テイスト・アトラス(Taste Atlas)」は、2月に「東南アジアで最も美味しい屋台飯100選」を発表し、11のベトナム料理を選出した。

 

同リストでは外国人にも馴染みが深い「バインミー(Bánh mì)」や「フォー(Phở)」「豚肉のコムタム(Cơm tấm sườn bì)」「揚春巻き(Chả giò・Nem rán)」「バインセオ(Bánh xèo)」いったベトナム料理が取り上げられた。

 

以下では他に取り上げられた6つのベトナム料理の紹介をする。

 

1. バインクオン(Bánh cuốn)
発酵させた米粉汁を蒸して作る幅広で厚みのあるライスペーパーに豚ひき肉、刻みキクラゲ、エシャロットなどを包み、甘酸っぱくした魚醤、各種ハーブ、グリル肉またはソーセージと一緒に食べる。

 

2. バインザン(Bánh rán)またはバインカム(bánh cam)
軽食として街角でよく見かけるこの料理は、もち米粉と緑豆ペースト、砂糖を混ぜた具を使い、揚げて作る。外側にはセサミシードをまぶしたり、蜂蜜や砂糖をかけることもある。甘い具だけではなく、肉、春雨、キクラゲが入ったものもあり、砂糖、酢、ニンニク、唐辛子を混ぜたソースで食べる。

 

3. バインコット(Bánh khọt)
円形の特殊な鍋で薄く広げたもち米の粉から作られ、生地には、エビや肉、シーフードなど、様々な具が乗せられる。大きさは手のひらサイズで、生野菜やパパイヤのピクルスと一緒に、レタスに巻いて甘酸っぱい魚醤で食べる。

 

4. バインベオ(Bánh bèo)
米粉とタピオカ粉を混ぜた生地を蒸したもので、中にエビや肉が詰められ、唐辛子入りの魚醤をつけて食べる。大半の地域では塩味が主流であるが、ホイアンでは甘いものがよく見られる。

 

5. ネムルイ(Nem lụi)
伝統的なベトナム料理で、黒コショウとスパイスを加えた豚ひき肉をソーセージのような形に丸め、竹やレモングラスに刺して炭火で焼いたものである。午後のおやつとして食べられることが多く、主に中部地方で売られている。

 

6. ソイ(Xôi)
ベトナムの人気の朝食料理であるソイ(もち米)には様々なバリエーションがあり、バナナの葉で包まれていることが多い。トッピングにはゴマ、エビペースト、角煮、目玉焼き、チャーシュー、鶏の細切りなどがある。

 

テイスト・アトラスは同リストを「今後の旅行で参考になる料理を探索したい観光客への提案」としている。ベトナム料理にはメジャーなもの以外にも美味しいものが多くあり、日本人の味覚に合うものも多い。

 

 

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