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世間を震撼させた強姦殺人、被害者を数十回刺した男に終身刑
<写真:thanhnien.vn>
ドンタップ省人民法院は2023年2月に世間を震撼させた残忍な強姦および殺人事件に関して、加害者の男2人に終身刑と懲役17年の実刑判決を下した。
11日に同省人民法院は、ラム・ヴァン・マイ被告(43)とレ・ヴァン・ニャイ被告(57)を殺人と強姦の罪で裁判にかけた。
被告2人の裁判は2月26日に一度開廷されたが、証人や詳細の不足によって延期されていた。
訴状によると、2023年2月11日21時頃、マイ被告は飲酒後にニャイ被告を同省ホングー市の廃ガソリンスタンドに誘った。
被告2人はマイ被告の交際相手であるTさんと性行為を行う計画を立てた。
マイ被告はTさんが抵抗した場合はナイフで刺し、ニャイ被告が性行為を行えるようにすることを約束したという。
Tさんが現場に到着すると、マイ被告との間で口論が発生し、マイ被告はTさんを29回にわたって刺した。マイ被告が犯行を行う間、ニャイ被告は黙って見ていた。
Tさんが抵抗を続けたため、ニャイ被告はマイ被告がTさんを刺せるように、紐でTさんを縛り付けた。
その後、Tさんが抵抗する力を失うと、ニャイ被告はTさんを強姦した。
ニャイ被告は行為中に、Tさんの身体に多くの血が付着しているのを見て怖くなり、現場から逃亡し、マイ被告もその後すぐに現場を去った。
翌朝、ニャイ被告は現場に戻ってTさんの遺体を発見し、地元警察に通報したが、マイ被告との犯行については報告しなかった。
その後、逃走中のマイ被告が逮捕され、ニャイ被告も逮捕された。
法医学的精神鑑定の結果、マイ被告には反社会的人格障害を伴う精神疾患があり、ニャイ被告にはアルコール使用による行動障害があったが、両者には刑事責任能力があると判断された。
被告2人の行為は社会に対して特に危険であり、最も厳しい刑罰を受けるべきであるが、両者が犯行時に病気であり、認識や行動制御の能力が制限されていたため、刑罰を軽減することが考慮されたという。
最終的に同省人民法院は、マイ被告に殺人罪で終身刑、強姦罪で8年の懲役刑を言い渡し、ニャイ被告に殺人罪で14年の懲役刑、強姦罪で3年の懲役刑を言い渡した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。