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学生の労働時間制限案、多くの学生が懸念を表明
2024年04月03日(水)09時23分 公開
<写真:phapluatxahoi.kinhtedothi.vn>
日本でも学生が学業とアルバイトを両立させることは一般的な風景であるが、ベトナムでの最近の動向として、学生のアルバイト時間に制限を設けようとする動きが出てきたことが注目されている。
労働・傷病兵・社会問題省は3月15日に、雇用法改正案についての意見募集を開始した。
改正案では15歳以上の学生が学期中に週20時間、休暇中に週48時間以上働くことを禁じる提案がなされている。
この情報を受け、ベトナムでは多くの学生が驚きとともに、この制限が自身の生計や学費の自己負担にどのような影響を与えるかの懸念を表明した。
ハノイ市在住の大学生であるアインさん(21)はカフェでホールスタッフとして働き、2万ドン(約122円)の時給で週に約30時間働いて約70万ドン(約4272円)の収入を得る。
この収入により、アインさんは学生生活の経済的な自立を図っているという。
多くのベトナム人学生がアインさんと同様にアルバイトを通じて学費や生活費を支えている。
アルバイト時間に制限が加えられれば、学生らの経済的な自立や実践的なスキル獲得に支障をきたす可能性がある。
ハノイ市の専門学校に通うタインさんは貧しい家庭の出身であり、学生生活を支えるためにバイクタクシーのドライバーとしてアルバイトをしている。
アルバイト時間が制限されてしまえば、自身の学業と経済的な自立に支障をきたしてしまう。
このようにアルバイト時間の制限は、学生たちの経済的な自立を図る上での大きな障害となり得る。
ベトナムの政府や教育機関は、学生が学業とアルバイトを両立可能とする支援が求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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