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ハノイ在住68歳の女性、近所の犬にかまれ70針の怪我
<写真:thanhnien.vn>
ハノイ市ドンアイン郡に在住の68歳女性Aが、隣家の犬に襲われて顔や手足をかまれ、緊急手術で70針縫う事態となった。
事件はAが自宅の路地を掃除している最中に発生した。11日に国立熱帯病院は外科外傷、整形外科、神経脊椎科の医師たちが重傷を負ったAを受け入れたことを発表した。
Aの娘は「母が路地を掃除していた際に、隣家の20kgを超える犬が突然襲いかかった。犬は非常に凶暴で、母の顔、手足に繰り返し噛みついた。特に顔には多くの傷を負わせた」と話している。
Aを受け入れ、手術を行った国立熱帯病院の外科外傷、整形外科、神経脊椎科のヴー・ザン・アン医師によると、Aは多数の傷を負い、全ての傷が開き、多量に出血している状態で病院に運ばれた。
口の周りの傷は、下唇が完全に裂けて口腔内とつながっており、目の周りは左目が傷つき、下まぶたから鼻へと深く裂け、骨が見える状態であった。
アン医師は「傷が大きく、感染のリスクが非常に高いため、私たちは70針縫う必要があった。そのため、手術中は感染を避けるために非常に注意深く、丁寧に傷を処理する必要があった」と説明している。
手術後、Aは安定し、破傷風の予防接種と狂犬病の予防接種、抗狂犬病血清の投与を受けた。
国立熱帯病院のワクチン接種相談室のチャン・クアン・ダイ医師によると、同病院のワクチン接種相談室は最近、犬や猫、野生動物に噛まれた多くのケースを受け入れている。
特に9日の朝だけで、同郡キムチュン地区の施設で20人が狂犬病予防ワクチンを、5人が抗狂犬病血清を受けたという。
保健省予防医学局によると、犬や猫に噛まれた場合、すぐに石鹸を使って流水で傷口を洗い、70%の医療用アルコール、ヨードアルコール、ポビドンヨードで傷口を清潔にし、傷口を押しつぶさないようにし、密閉せずに直ちに最寄りの医療機関で狂犬病ワクチンの接種を受ける必要がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。