ハノイでPM2.5が増加、健康への影響を懸念

2024年04月12日(金)12時08分 公開
ハノイでPM2.5が増加、健康への影響を懸念

<写真:suckhoedoisong.vn>

 

最近のハノイ市の大気質調査によると、微細粒子状物質PM2.5の濃度が年々増加しており、特に呼吸器系に影響を与える有害物質の局地的な汚染が見られる。

 

世界保健機関(WHO)の推奨値を8倍上回る日もあり、市民の健康が深刻な脅威にさらされている。

 

ハノイ市環境資源省が先日開催した環境品質管理計画のワークショップでは、空気質の改善に向けた協力と行動が呼びかけられた。

 

交通が主要な汚染源であり、市内の二輪車や自動車からの排出が主な原因であることが分かっている。

 

また、工業活動や農業からの排出も無視できない。

 

専門家によると、ハノイ市では特に秋から冬にかけての大気汚染が悪化し、世界で最も汚染された都市の1つとされることもある。

 

ハノイ市は2030年までに空気の質を改善し、AQI指標に基づく空気の質を年間の75%以上が良好または普通であることを目標としている。

 

市民への呼びかけとして、空気質アプリを活用し、外出や運動を控えることが推奨されている。

 

また、家の中での空気の循環を改善するため、窓を閉める時間帯を選び、定期的に室内の清掃を行うことが勧められる。

 

これらの措置に加えて、ハノイ市は今後、排出源の監視を強化し、産業や交通からの排出を減らすための具体的な対策を実施していく予定である。

 

 

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