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ベトナムの青少年、22%が精神健康問題に直面
2024年04月19日(金)08時00分 公開
〈写真:Tuoi tre〉
ベトナムでは学習圧力と保護者の厳しい管理が原因で、不安、うつ病、孤独感、孤立感を抱える子どもが増加しており、青少年の約22%が精神健康の問題に直面している。
ベトナム社会科学研究所は2019年から2022年にかけて、青少年の精神健康に関する国家調査を実施した。この調査結果をもとに、データの詳細な分析が行われた。
調査によると、精神健康の損傷を報告した青少年は22%にものぼるが、そのうち支援サービスを利用しているのはわずか8%、保護者が子どもの支援ニーズを認識しているのは5%にとどまる。
これにより、保護者、学校、医療機関、地域社会、そして青少年自身が精神健康についての理解を深め、適切な介入とケアが必要であると強調されている。
主な問題は不安、うつ病、ストレス、PTSD、自殺思考、注意散漫・多動性、自閉症であり、これらの問題は、学習のプレッシャーや保護者の過度な管理、相互理解の欠如から悪化することがある。
同研究所のダン・ティ・ベト・フォン博士は保護者に対し、子どもを過度にコントロールするのではなく、問題解決能力、感情管理、時間管理などのスキルを教えることが重要であると述べている。
また、保護者は、子どもが直面するリスクについて教育し、適切な支援を提供するべきである。
同研究所のグエン・ドゥック・ヴィン所長は、精神健康の意識向上とケアの質を高めるための政策推進が必要であるとしている。
さらに、早期から支援を行うためにリスクが高い青少年を特定し、地域社会の資源を動員して精神健康ケアを強化すべきであると訴えた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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