大規模偽札製造組織、ダナンで裁判開廷

2024年05月09日(木)11時44分 公開
大規模偽札製造組織、ダナンで裁判開廷

<写真:tuoitre.vn>

 

7日にダナン市裁判所は、偽札製造の罪で複数の被告人に対する裁判を開始した。

 

主犯のチャン・ヴァン・ミエン被告(36)、グループメンバーのグエン・ティ・カム・ズエン被告(36)、グエン・ニュー・フー被告(53)、フイン・ホアン・トゥオン被告(19)、フイン・ティ・トゥイ・ハン被告(38)が、偽札製造・保管・流通の罪で起訴された。

 

事件はグエン・ティ・フェンさん(29)が、オンラインでiPhoneを販売した際に偽札を受け取ったことで発覚した。

 

調査の結果、ミエン被告とズエン被告はホーチミン市内のアパートで同棲しており、失業中であったフー被告も同居していた。

 

資金不足からミエン被告は偽札製造を思い立ち、機材を購入して製造を試みたが、最初の製品は品質不良であった。

 

2021年1月に住居を移した後、ミエン被告はさらに機材を購入し、偽札製造を再開した。

 

その後、再度新たな住居に移り、完成した偽札を市場に流通させた。

 

ズエン被告とフー被告は製造補助業務を行い、約2億ドン(約122万円)相当の偽札を南部の複数の省で流通させた。

 

2022年9月にグループは再び拠点を移動するとともに、ミエン被告はフー被告と協力して偽札の製造を継続した。

 

この時点で、ミエン被告は新たにトゥオン被告を雇い、トゥオン被告の母親もこの計画に同意したという。

 

ミエンはA4紙に50万ドン(約3050円)札を4枚印刷し、フーとトゥオンがカットして個別の札に仕上げ、光沢を出し、偽札に見せかけるための加工を施した。

 

グループは週に1〜2回、一度に200-300枚の偽札を製造していた。偽札の総数は完成品で1300枚、A4印刷物で388枚に上る。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板