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ベトナムの金価格、世界市場との乖離が際立つ
2024年05月21日(火)07時00分 公開

<写真:tuoitre.vn>
世界金評議会の専門家によると、いくつかの国で金価格が世界市場と乖離しているが、ベトナムほどの乖離は他に例がない。
世界金評議会が最近発表した2024年第1四半期の金需要トレンドレポートによると、ベトナムでは金地金の投資需要が前年同期比で増加した。
需要の増加は、国内の金価格上昇の一因となっている。
金価格の上昇は世界的な傾向に従うものであるが、ベトナムの金価格は世界市場と比較して多くの時点で大きく乖離し、その差は1量当たり最大で1900万ドン(約11万6220円)に達することがある。
この状況を改善するため、大手貴金属会社SJCの金独占を廃止し、金の輸入を許可して供給を増加させ、価格の乖離を縮小する提案が出ている。
世界金評議会の中国を除くアジア太平洋地域担当ディレクター兼中央銀行グローバルディレクターのシャオカイ・ファン氏によると、通貨価値の下落に伴い、ベトナムだけではなく他のアジア諸国でも金投資需要が増加している。
金輸入がマクロ経済に与える影響について懸念がある中、ベトナムが唯一この困難に直面している国ではないという。
同氏によると、正式なルートを経ずに非公式なルートで金を輸入することも可能であり、輸入枠を拡大すれば公式ルートでの輸入が管理される。
また、国民に金を市場に売却することを奨励することが、供給を増やす1つの方法である。
同氏によると、国内外の金価格の乖離は中国など他の国でも発生しているが、ベトナムほど大きくないため、大半の国が介入する必要はない。
最近では、トルコで2023年に需要が急増した際、市場に金の備蓄を売却して介入したが、この措置は短期間のものであった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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