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ホーチミンの校長、児童の頭部流血事件で解任
<写真:cand.com.vn>
ホーチミン市クチ郡人民委員会は28日、タンフーチュン小学校の校長であるグエン・フー・フック氏の解任を決定した。
同郡懲戒委員会の提案に基づき、17日付の提案書4083/TTr-HĐKLを受け、地区人民委員会委員長がフック氏に対する解任処分を正式に決定したという。
処分の理由は、フック氏が生徒に対して暴力を振るい、職業倫理や教員としての行動規範に重大な違反を犯したためである。
3月19日に2年生の数学の授業中に、フック氏が教鞭を執るクラスで男子児童が頭部から出血し、児童の保護者が同氏による暴力が原因であるとSNSに投稿した。
フック氏は聞き取りに対して「教育用具で生徒の肩を叩こうとした際、児童が避けたので頭部に当たって出血した」と説明していた。
1月にもフック氏は、学校のカフェテリアの賃貸契約に関する不正行為で懲戒処分を受けている。
賃貸料の入札プロセスを適切に行わず、前年度の賃貸料を基に初期価格を設定するとともに、入札結果を公開せずに契約を締結し、賄賂を受け取って教員の旅行やイベントに使用したことが問題とされた。
さらに、2022〜2023年度には、教育訓練部門に対する資金調達計画の承認を得ず、適切な手続きなしに資金を受け入れていた。
これら行為によって教育環境の安全性に疑念が生じ、保護者や児童の信頼を失墜させ、教育機関全体の評判に悪影響を及ぼした。
同決定は署名日から効力を持ち、12か月間にわたって適用される。また、フック氏は31日までに全ての業務と資料を副校長であるファム・ダン・トゥン氏に引き継ぐことが求められている。
引き継ぎの記録は、同郡の財務計画部門と教育訓練部門に提出され、確認を受ける必要がある。
その後、引き継ぎ作業は同校の党支部、人民委員会、学校指導部、労働組合の代表が立ち会う形で行われ、引き継ぎ完了後3日以内に報告書を地区教育訓練部門に提出する予定となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。