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生活困窮で高級バッグを窃盗、2人のシンガポール人に有罪判決
<写真:tuoitre.vn>
生活の困難からベトナム観光中に高級ブランドのバッグを盗み、シンガポールへ持ち帰って売却しようとしていたシンガポール人2人に有罪判決が下された。
18日にホーチミン市人民裁判所は、シンガポール国籍のショーン・ハン・スィー・シアン被告(42)に懲役3年6カ月、ロー・シ・ユ被告(25)に懲役3年を言い渡した。
事件の概要によると、2023年8月9日、同市1区ベンゲ街区にあるユニオンスクエアショッピングセンターの警備員は、外国人と思われる2人の人物が複数の店舗で窃盗を行ったとの情報を受け取った。
同日17時、ショッピングセンターの警備員はシアン被告とユ被告を見かけ、不審な行動をとっていたため、2人を拘束するとともに同街区警察に通報した。
その後、同街区警察と同区警察が協力して初期捜査を行い、同市警察の捜査機関に事件を引き継いだ。
同市警察での取り調べに対し、被告2人は「シンガポールでの生活が困難なため、ベトナム観光中に高級バッグを窃盗してシンガポールで売却しようと考えた」と供述した。
ユ被告が店員と話をして注意をそらし、シアン被告が直接商品を盗むという役割分担をしていた。
この手口で被告2人は、2023年8月6日から9日のわずか4日間で、ルイ・ヴィトン、マーク・ジェイコブス、グッチなどの高級ブランドのバッグを7つ窃盗した。
7回目の窃盗で、3600万ドン(約22万2400円)相当のルイ・ヴィトンのバッグを盗み、同ショッピングセンターの1階を歩いているところを警備員に発見された。
盗まれたブランド品の総価値は約1億200万ドン(約631万5600円)であった。
捜査結果によると、被告2人はシンガポールで大学を卒業し、シアン被告はエンジニア、ユ被告は販売員として働いていた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。