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ベトナム産キャビアや飛び子、海外で人気上昇

2024年07月23日(火)07時00分 公開
ベトナム産キャビアや飛び子、海外で人気上昇

<写真:tuoitre.vn>

 

2024年上半期において、ベトナム産のトビウオの卵やチョウザメの卵が海外市場で注目を集めている。

 

ベトナム税関総局によると、水産物輸出の中で、魚卵の輸出は平均価格でトップを維持しており、この成功の背景には価格の優位性がある。

 

ビンディン省にある水産物輸出業者は、エビや魚だけではなく、リーソンやクイニョン産のニシンやトビウオの卵も輸出している。

 

国内市場では1kg当たり32万〜35万ドン(約1979〜2164円)で販売されているが、輸出市場では40万ドン(約2473円)以上で販売されることが多い。

 

特に初夏や旧暦の3月末にはトビウオの卵が豊富に供給されるため、この時期の輸出は安定している。

 

日本や他の海洋国と比較して、ベトナム産の魚卵価格は好意的に受け入れられており、海外の顧客に人気があるという。

 

さらに近年は「黒いダイヤモンド」と称されるチョウザメの卵も、ベトナム産が世界の食卓に登場している。その品質は他国と遜色ない。

 

ベトナム水産加工輸出協会(VASEP)のリーダーによれば、ベトナムは2005年からチョウザメの養殖を開始した。

 

ベトナムではチョウザメの飼料係数が低く、卵を採るまでの養殖期間も短く、人件費も安い。これにより、ベトナム産チョウザメの卵は他地域のブランドと競争可能となっているという。

 

ベトナム産チョウザメの魚卵サイズは世界的に有名なものと比較して小ぶりであるが、色や風味は極めて似ているため、人気が高く、ロシアやフランス、ベルギー、ドイツなどに輸出されている。

 

ベトナム税関総局のデータによると、2024年5月だけで約316トンの魚卵が輸出され、kg当たり16.7ドル(約2615円)、総額530万ドル(約8億3056万円)の収益を上げた。

 

2024年上半期には1336トンの魚卵を輸出し、2220万ドル(約34億8056万円)を稼ぎ出しており、前年同期比で約84倍の増加となった。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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