おすすめのプロモーション
ベトナム水産輸出、日・米・中が好調
<写真:tuoitre.vn>
ベトナムの水産物輸出業界が大きな進展を見せており、ベトナム水産加工輸出協会(Vasep)によると、現在はアメリカと日本、中国が水産物輸入トップ3国となっている。
特にアメリカへの輸出は顕著で、16%の増加を記録して3億3000万ドル(約509億3303万円)に達した。
アメリカへの輸出ではエビが第1四半期に15%増加し、マグロ、パンガシウス(ナマズ)、蟹の輸出も13%から53%の範囲で増加している。
一方、中国および香港への輸出も15%増加した。中国市場では、特にロブスターと蟹の輸出が急増しており、ロブスターは前年同期比で11倍、蟹は7倍の増加を遂げた。
Vasepのレ・ハン情報部長によると、中国だけではなく、アメリカや日本からもエビや蟹への需要が高まっており、日本へのエビの輸出が20%、蟹の輸出が23%増加した。
さらに、パンガシウスの日本市場への人気が高まっており、輸出が25%増加している。
EUおよび韓国市場では、エビやパンガシウスの明確な回復の兆しは見られないが、マグロの輸出は積極的であり、EUへは27%、韓国へは15%増加した。
また、マグロの輸出は主要市場で好調であり、アメリカへは30%、日本へは9%増加している。
ハン情報部長はアメリカ、EU、日本で開催される国際水産物見本市後に、企業の受注がさらに増加し、輸出価格も改善することを期待する。
また、2024年の水産物輸出業界の見通しについて、全体の輸出額が100億ドル(約1兆5434億円)に達すると予測しており、その中でエビ業界は40億ドル(約6173億7000万円)、パンガシウスは約19億ドル(約2932億5075万円)、その他の水産物が約36億ドル(約5556億3300万円)から38億ドル(約5865億150万円)を占めると見込まれている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。