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食の安全性に疑惑、バインミーの野菜から農薬検出
<写真:dantri.com.vn>
カインホア省保健局によると、ニャチャン市内の店舗で販売されているバインミーに使用されている野菜の21サンプルのうち11サンプルから農薬の残留が検出された。
8月7日、カインホア省保健局副局長のレ・ヴァン・コア氏は、ニャチャン市内のバインミーに使用されている野菜の11サンプルが迅速検査で農薬の残留を示したことを発表した。
コア氏によれば、野菜の迅速検査はあくまで警告的なものであり、科学的に残留農薬の安全基準違反を確定するものではないという。
確定するためには、認定された検査室にサンプルを送る必要があり、検査室での結果が農薬残留量が許容範囲を超えていることを示せば、消費者の健康に対して安全ではないとする法的根拠が得られる。
以前から、カインホア省の保健当局は食品汚染の危険を監視するため、市内の飲食サービス業者や屋台で販売される食品のサンプルを一斉に収集していた。特に、市中心部の店舗を重点的に調査し、バインミー販売店を優先してサンプルを採取した。
コア氏によれば、近年、国内でバインミーに関連する食中毒事件が多発しており、大規模な患者数が発生しているため、バインミー販売店を選定したという。
監視チームは、合計206サンプルを採取し、そのうち101サンプルの検査室検査で6サンプルがサルモネラ菌に陽性反応を示した。
迅速検査では、105サンプル中12サンプルが問題ありと判定された。そのうち1サンプルの牛肉ソーセージはホウ素に陽性反応を示し、11サンプルの生野菜からは0.5 ppm以上の有機リン系およびカルバメート系農薬が検出された。
カインホア省保健局副局長は、検査結果を受けて、食品安全監視チームが2024年の食品汚染監視結果に基づく対策を県の食品安全委員会に提案したと述べた。
カインホア省の食品安全委員会は、省農業農村開発局に対し、関連機関と連携して農産物の生産、輸送、保存、流通過程での農薬残留量を厳しく監視するように指示した。
ニャチャン市人民委員会も、専門部署と協力して、認定検査室にサンプルを送って品質評価を行うための食品サンプル収集を継続するように命じた。
規定違反が発見された場合は厳正に処罰し、地域社会に警告を発する方針である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。