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ベトナム初の北斎美術イベント、ホーチミンで開催中
<写真:baomoi.com>
VPBankがホーチミン市で主催した北斎多感覚アート展が、訪れたゲストに驚きと感動を与えている。
本展覧会は8月12日から10月12日まで、ホーチミン市1区のリバーフロント・ファイナンシャル・センターの25階で開催され、VPBankの新たに開設された旗艦支店のオープンを記念して無料で提供されている。
展示会場は約1500㎡にわたり、複数のセクションに分かれており、各セクションでは、観覧者が一連の感情の旅を楽しむことが可能で、進むごとにその体験がより一層豊かになるように工夫されているという。
展示のハイライトには、北斎の名作「神奈川沖浪裏」や「甲斐の三坂湖」が取り入れられた写真撮影スポットや、伝統的な障子を再現した「日の出の門」があり、日本の風情を感じさせる。
特に注目されるのは、展示会に巧妙に組み込まれた先端技術である。北斎の人生の重要な瞬間を壁に触れるだけで探ることが可能なインタラクティブなバイオグラフィーウォールや、AR技術によって「赤富士」が動的に変化し、雲が流れ風が吹く様子がスマートフォンの画面に映し出される仕掛けがある。
さらに「神奈川沖浪裏」の作品の前に立ち続けると、波が動き出し、壁に映し出される波が展示空間全体を包み込むという非常に印象的な体験も用意されている。
また、伝統的な日本音楽の楽器である箏や三味線、太鼓などを使った音楽が視覚体験と完璧に調和し、観覧者を江戸時代の風景へと引き戻す。全体を包み込むような約30分の没入型映像体験では、北斎の世界が壁から飛び出し、生き生きとした幻想的な風景が展開される。
この展示会は、ホーチミン市のスカイラインを一望可能な夜間のビューを含め、訪れた人々に特別な文化体験を提供している。最後には、VPBankから訪問者へのギフトとして、北斎の名作をあしらったポストカードセットが無料で配布される。
ポストカードは、他の国の博物館では有料で販売されることが多いため、この贈り物はブランドの誠実さと細部へのこだわりを示している。展示は事前にウェブサイトで予約することで無料観覧が可能である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。