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9月連休の航空券価格は20%増、過去連休時よりも安定
<写真:baomoi.com>
9月2日の建国記念日の休暇期間中に、航空券の価格が平常時に比べて約20%上昇している。
ベトナム民間航空局によると、この傾向は特に旅行のピーク日で顕著であり、休暇の開始日と終了日に価格が大幅に上昇した。
ハノイ市からホーチミン市への航空路線では、ベトナム航空の8月30日の日中の便の片道運賃が約260万ドン(約1万5236円)となり、前週比で8%上昇している。
同様に、ベトジェットの便では同日の片道運賃が約230万ドン(約1万3478円 )で、前週比25%の大幅な値上がりを見せた。
さらに、ハノイ市からニャチャン市への便では、航空券の価格が約240万ドン〜300万ドン(約1万4064円〜約1万7580円)の範囲で推移しており、こちらも休暇前週と比較して24%増加した。
ベトナム民間航空局によると、4月30日から5月1日の連休時と比較しても、9月の建国記念日の航空券価格は著しく安定している。
この背景には、ベトナムの航空会社が航空機の減少という困難な状況下でも、旅客需要に対応するための運航計画を工夫していることが挙げられるという。
さらに、当局は航空各社が必要に応じて追加の機材を確保できるように支援し、ピーク時の需要に応じた座席供給の強化を奨励している。
乗客に対しては早めの航空券予約や、出発・到着時刻に余裕を持った計画を立てることを推奨している。
8月30日から9月3日の期間中、ベトナム国内の航空会社は合計で4257便を運航する予定で、これは前週比3%、前年同時期比3.5%の増加に相当する。
特に、ハノイ市、ダナン市、ホーチミン市を結ぶ主要路線では、1日平均241便が運航され、前週比8%、前年同時期比14.9%の増加が見込まれている。
9月2日の休暇期間中には航空保安レベルが1段階引き上げられることが決定されており、全ての空港および航空関連施設において厳格なセキュリティ対策が実施される予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。