おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

ビキニ姿で街歩きする外国人、旧市街等で問題に

2024年09月06日(金)07時00分 公開
ビキニ姿で街歩きする外国人、旧市街等で問題に

<写真:tuoitre.vn>

 

近年、外国人観光客によるビキニ姿での街歩きがインターネット上で物議を醸しており、特にハノイ旧市街で外国人女性がビキニを着て無防備に歩く姿が目撃されたとされ、これに対する批判が広がっている。

 

このような行動は、ベトナム社会において不適切であり、受け入れ難いものであるとの意見が多数を占めているという。

 

観光業に長年携わっているベトナム人のグエン・ドゥク・フイ氏は「このような行為は明らかに公序良俗に反している」と述べている。

 

フイ氏はベトナムが親切で歓迎的な国である一方で、地元の文化や規範を尊重しない観光客は必要ないとし、特に公共の場での不適切な服装については厳しい対応が求められるべきであるとの見解を示した。

 

フイ氏はベトナムの気候を理由にビキニ姿が許容されるべきであるという主張に対し、「暑さは全ての人々に共通するが、このような服装を選ぶのは一部の観光客だけであり、彼らの行為は地域文化への配慮を欠いている」と反論している。

 

世界中の多くの国々でも、街中で水着姿が容認されることはなく、地元の文化や伝統に対する最低限の敬意が求められていることを強調した。

 

さらに、観光地や文化的施設では厳格な服装規定が必要であるとし、例えばクアンビン省のタムコ洞窟では、訪問者に対して袖を隠す服装や膝丈以上のズボンやスカートの着用が義務付けられていることを例に挙げた。

 

ベトナム全土でもこのような規定が徹底されるべきであり、地元文化を尊重する態度が観光客にも求められるべきであると主張した。

 

また、他国の例として、ミャンマーでは寺院への訪問時に靴や靴下を脱ぐ規則が厳格に適用され、観光客だけではなく、警備員や外国の要人にも徹底されている。

 

これに倣ってベトナムでも地域や施設ごとに服装規定を設け、観光客に対しても一貫した文化的配慮を求めるべきであると提言した。

 

総じてフイ氏は、地元の習慣や文化に敬意を払わない行為は容認できないとし、観光業者や地元当局は、外国人観光客に対して適切な服装の指導を行い、規範を守らせる責任があると強調している。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板