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ハノイのトレインストリート、撮影事件後も絶えない観光客
<写真:tuoitre.vn>
ハノイ市のトレインストリートでは、女性が列車の接近中に線路に飛び出して写真を撮影する事件が発生したばかりであるが、依然として多くの外国人観光客が同エリアのカフェを訪れ、チェックインや見学を続けている。
危険区域には集団行動禁止や線路上での座り込み禁止、線路脇に椅子を置くことの禁止を示す警告看板が設置されているが、特に意味をなしていない。
同市バーディン区ディエンビエン街区の線路上では、カフェが線路両側の建物に沿って椅子を配置しており、暑い日でも椅子は埋まり、2階にも多くの顧客が座っている様子が見られる。
事件直後には線路の保護員が線路内に入らないように制止しており、イギリス人観光客が19日午後に交際相手とともに訪れた際には、帰らざるを得なかった。
他の多くの外国人観光客もその場で待っていたが、時間が合わず再度訪れることを決意したという。
あるカフェオーナーによれば、毎日多くの外国人観光客がトレインストリートのカフェを訪れ、監視がない場合にはチェックインや写真撮影を行っている。
同エリアにある全ての店やカフェのオーナーは、観光客の安全を守るために非常に責任感を持っており、女性が列車接近中に線路に飛び出した件は非常に稀な出来事で、直ちにカフェオーナーが女性を引き戻した。
どのカフェも列車の運行スケジュールを把握しており、列車が来る10分前にはテーブルや椅子を片付け、客に退避を促している。
列車が到着しても飛び出して写真を撮ることは前代未聞の事態であったという。
カフェオーナーたちは、トレインストリートのカフェが多くの外国人観光客を同市に引き寄せる人気スポットであるため、当局に禁止ではなく、適切な管理方法を求めている。
同市観光局は以前、2023年4月にトレインストリートのカフェへの観光客案内を停止するように文書で要請したが、多くの観光客が自ら訪れているという。
18日朝にSNS上で女性が列車接近中に、線路に飛び出してポーズを取る動画が共有されていた。
列車が迫る危険な状態であったが、カフェオーナーの男性が急いで女性を引き戻し、間一髪で事故を回避した。
その後、当局は女性を救助したP.N.H.さんに対して無許可営業の違反で行政処分を行い、750万ドン(約4万6117円)の罰金を課している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。