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ホーチミンの高齢者、約60%が高血圧
<写真:tuoitre.vn>
2024年8月末時点で、ホーチミン市では高齢者23万3051人が健康診断を受け、約60%が高血圧を患っていることが判明した。
これは、市内の60歳以上の総人口の19.5%に相当する。また、8月には過去最高の5万604人が診察を受けた。
ホーチミン市保健局の報告によると、検診を受けた高齢者のうち57.6%にあたる13万4288人が高血圧と診断された。
このうち、14.1%の3万2847人は今回の診察で初めて高血圧であることが明らかになった。
また、糖尿病患者は23.3%の5万4217人に上り、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疑いがある人は1.9%、喘息またはCOPDの疑いがある人は0.9%であった。
さらに、1%が癌の既往歴を持ち、1.9%が癌の疑いがあるとされた。
また、精神的健康状態についても調査が行われ、0.26%の高齢者が中等度から重度のうつ病または不安障害を抱えていることが判明した。
17.6%は前期虚弱、1.3%は虚弱状態にあり、2.3%は転倒のリスクがあるとされている。
さらに、7.9%の高齢者は日常生活の一部(電話の使用や買い物、食事の準備、掃除、洗濯など)に他者の支援を必要としていることが明らかになった。
ホーチミン市は、2024年末までに80%の高齢者が健康診断を受けるという目標を掲げており、各地方自治体には診察のスピードアップが求められている。
現在、健康診断率が最も高い地域はビンチャイン郡(47.8%)、カンゾー郡(45.8%)、11区(30.8%)、フーニュアン区(28.7%)、4区(26.9%)である。
一方で、ビンタン区(10.4%)、タンフー区(10.9%)、タンビン区(11.0%)、1区(11.0%)、12区(11.5%)は低い水準にとどまっている。
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