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ニューヨーク・タイムズ、ベトナム駐在事務所を設立
<写真:tuoitre.vn>
米国の老舗新聞である「ニューヨーク・タイムズ」は、ベトナムで常駐事務所を設立するための許可を受け、10月から活動を開始する予定である。
5日にベトナム外務省の本部で開催された式典において、レ・ティ・トゥ・ハン外務副大臣は同紙にベトナム常駐事務所設立の許可証を授与した。
この式典には外務省の複数の部門の代表者と、同紙のベトナム常駐特派員であり、事務所長となるダミアン・ケイブ氏が出席した。
式典でハン副大臣は、同紙がベトナムに常駐事務所を設置することにより、同紙のベトナムにおける報道活動がより円滑に進むことを期待すると述べた。
また、この動きによって同紙はベトナムや地域に関する報道を一層充実させ、国際社会が革新と発展を続けるベトナムと、勤勉で創造的なベトナム国民について理解を深める機会を提供可能であると強調した。
さらに、ハン副大臣は同紙の常駐事務所が、米越関係に関する深い洞察を提供する記事を発信し、二国間関係の強化に貢献することを期待していると語った。
この許可は、2023年9月11日に設立された米越包括的戦略的パートナーシップの1周年記念や2025年に迎える米越外交関係樹立30周年を控える中で与えられたものである。
ダミアン・ケイブ氏は式典で、同紙が1946年7月6日に故ホー・チ・ミン主席へのインタビューを行ったことに触れ、ベトナムとの縁を強調した。
また、ベトナムが国際的な舞台で注目を集め、米越関係が急速に発展している状況が、同紙が同国に常駐事務所を設立する大きな理由であると述べた。
ベトナムの変革や米越関係を正確かつ客観的に伝える役割を果たすことが、同紙の目標であると語った。
ニューヨーク・タイムズは1851年9月に創刊され、米国ニューヨーク市に本社を構える。発行部数が多く、広範な影響力を持つ米国を代表する新聞であり、数々のピュリツァー賞を受賞している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。