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不妊治療と不正取引の実態、違法行為増加に警鐘
2024年09月12日(木)07時00分 公開
<写真:vietnamnet.vn>
保健省母子保健局のディン・ヴァン・トゥアン局長によると、体外受精(IVF)を利用した精子や卵子の売買、代理出産、胚交換などの違法行為が増加している。
ベトナムでは現在までに約20万人の子どもがIVF技術を用いて誕生しており、うち約400~500件は代理出産によるものである。
IVFの進展は不妊治療において顕著な成果をもたらしたが、一方で、これを悪用した不正取引や違法な代理出産の増加も懸念されている。
トゥアン局長によると、不妊治療を希望する夫婦の身元確認には、VneID技術や身分証明、虹彩認証、指紋認証といった高度な技術が用いられているという。
しかし、違法行為やミスを防ぐためには、内部監査システムの整備が不可欠である。
具体例として、精子の提供は1つの医療機関で1人の患者に対してのみ実施され、成功した場合はその後の提供を中止する必要があるという規制が設けられている。
それにもかかわらず、精子や卵子の売買、代理出産、胚の取り違えといった事例が実際に発生しているという。
ベトナムにおけるIVF治療の成功率は約60%と高い水準を誇るが、治療費が一般市民の所得と比較して依然として高額である点が課題となっている。
元保健副大臣のグエン・ベト・ティエン氏によると、不妊治療を希望する国民の需要に応えるためには、医療保険制度の改革が必要である。
ベトナムでは現在、約200万組の夫婦が不妊であり、その原因は男性に40%、女性に40%、残りの20%は両者または不明となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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