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急成長するピックルボール、製品売上は150%増加
<写真:nguoiquansat.vn>
ベトナムでは2023年初頭からピックルボールが人気を博しており、国内市場に大きな影響を与えている。
ピックルボールはテニス、バドミントン、卓球を融合させたスポーツで、特に大都市を中心に急速に広まっているという。
この熱狂は製品市場の売上増加にも繋がっており、関連商品の販売が急増している。
オンライン販売データによると、2023年第2四半期におけるピックルボール関連製品の総売上は227億ドン(約1億3100万円)に達し、前四半期比で約150%の増加を記録した。
主にラケットやウェアが人気で、Shopeeなどのオンラインストアでは、3か月で15億ドン(約865万5000円)以上の売上を報告している。
ハノイ市やホーチミン市ではピックルボールの競技場が急増しており、ハノイ市では2024年1月からの7か月間で200以上のコートが新設された。
ホーチミン市でも同様に、多数の新コートがオープンしている。
ピックルボールの魅力は、初心者から上級者まで幅広い層が楽しめる点にあり、参加費用も比較的手頃で、ラケットの価格は数十万ドンから数百万ドンまでと幅広い。
また、ピックルボールの人気は、ソーシャルメディアや有名人の影響によってさらに拡大している。
歌手のフォン・リーやジジ・フオン・ザンといった著名人が、FacebookやTikTokなどでプレー体験を共有することで、その関心が急速に高まっている。
2023年8月のYouNetの調査では、ピックルボールに関するソーシャルメディアでの言及回数が、4月と比較して19倍に増加し、約16万6300回に達した。
ピックルボールは世界的にも急速に普及しており、米国では最も成長が著しいスポーツとされている。
アメリカスポーツフィットネス協会(SFIA)によると、2023年には890万人のプレーヤーが存在し、今後も拡大が続く見込みである。
世界市場においても、ピックルボール製品市場は2032年までに約1510億ドル(約21兆1776億7000万円)規模に成長するとの予測がある。
ベトナム国内では、ピックルボールの人気拡大とともに関連商品の市場も急成長しており、今後も企業やプレーヤーの注目を集め続ける可能性が高い。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。