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九段線入りの地図をSNS投稿、ハノイの女性に罰金3000万ドン

2024年09月25日(水)07時00分 公開
九段線入りの地図をSNS投稿、ハノイの女性に罰金3000万ドン

<写真:hanoimoi.vn>

 

ハノイ市情報通信局は、国家主権を完全に反映していない地図画像をインターネット上で提供した個人に対して、3000万ドン(約17万5500円)の罰金を科す処分を下した。

 

今回の処分は、9月18日にソーシャルメディア上で拡散された問題の地図に関連するものであり、この地図には中国が南シナ海で主張する「九段線」が含まれていた。

 

ハノイ市情報通信局によると、拡散された地図は国家の主権を適切に反映しておらず、法的に問題があることが確認されたため、直ちに調査が開始された。

 

その結果、同市内に住むP.T.H氏が地図画像を提供していたことが判明した。

 

P.T.H氏は当局の調査に対し、問題の地図をインターネット上から無意識に収集し、そのまま自身のSNSに投稿したと説明している。

 

また、九段線が含まれていることに気づかずに使用したとしており、意図的な行為ではないと釈明した。

 

P.T.H氏は18日23時頃、ソーシャルメディア上で謝罪文を掲載し、自身の行為に悪意や他の目的はなかったとした。

 

政府の規定に基づき、今回の処分は2020年2月3日付の政令第15/2020/NĐ-CP、および2022年1月27日付の政令第14/2022/NĐ-CPに従って実施された。

 

これらの規定は、郵便、電気通信、無線周波数、情報技術、電子取引の分野における行政違反に対する罰則を定めている。

 

ハノイ市情報通信局の調査結果を踏まえ、P.T.H氏には国家主権を侵害する情報の提供という行為が適用され、3000万ドン(約17万5500円)の罰金が科された。

 

また、違反行為に使用された機器も没収されることとなった。

 

P.T.H氏は自身の行為が法律に違反するものであったことを認め、今後の対応として処分を厳粛に受け入れる意向を示した。

 

同市の当局は、今回の事案がインターネット上での情報発信における国家主権尊重の重要性を再確認するきっかけになると期待している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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