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ベトナム北部の台風被害、偽情報の拡散が問題に

2024年09月16日(月)07時00分 公開
ベトナム北部の台風被害、偽情報の拡散が問題に

<写真:tuoitre.vn>

 

北部地域での大規模な台風と洪水による災害に際し、虚偽情報を拡散する行為は犯罪であり、これはベトナム人同士の苦しみに対する冷酷な行為に他ならない。

 

ベトナム北部では数日にわたる激しい台風と洪水が、人々に多大な被害をもたらした。この危機的状況に対して、全国各地から支援の手が差し伸べられており、人々の心を温め、苦難に直面する人々に安らぎをもたらしている。

 

多くの支援物資が届けられ、特に生活必需品や防災用品が集められている状況である。

 

しかしながら、このような困難な時期において、一部の者が虚偽情報を流布し、さらなる混乱と不安を引き起こしている。

 

台風の進路変更やダム決壊といった根拠のない情報が広まり、災害に苦しむ人々の心をさらに傷つけた。

 

例えば、9月6日夕方にはハノイ市ホアンキエム区ハンカ通りにある古い建物が倒壊したとの虚偽情報が広まったが、同区人民委員会はこの情報を否定した。

 

また、バクニン省やハイズオン省では、堤防が決壊したとのデマを流した者が警察に呼び出され、罰則が適用される事態となった。

 

9月10日にはラオカイ省バクハ郡バオニャイ村で、コクリ水力発電所のダムが決壊したという虚偽情報を拡散したFacebookユーザーが当局に召喚され、捜査が行われた。

 

また、9月11日にはクアンニン省人民委員会主席が「カムファ海域で数十人の遺体が一緒に結ばれて発見された」との誤報を否定する事態も発生している。

 

このような虚偽情報の拡散は、すでに大きな苦しみに直面している人々にさらなる不安と恐怖を与えている。

 

愛する者を失い、財産を失った人々にとって、これらのデマはまさに最後の一滴であり、被災者の心をさらに追い詰めるものである。

 

北部地域での今回の災害に限らず、過去のあらゆる自然災害においても、虚偽情報の拡散は犯罪行為であり、それは人々の不安や悲しみに乗じて、自己の利益や注目を集めようとする無慈悲な行為で、命を脅かす行為でもある。

 

虚偽情報を拡散する者たちに対して強い憤りを覚える人も多く。政府機関が速やかに介入し、虚偽情報を拡散した者に対して厳しい罰を科すことが期待される。

 

虚偽情報によってもたらされる不安と恐怖が、さらなる災害を引き起こさないように、迅速かつ厳格な対応が求められている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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