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好調なベトナム観光、9ヶ月で前年超の記録を達成
<写真:vtv.vn>
2024年1月以降の9カ月間で、ベトナムは1270万人以上の国際観光客を迎え、前年同期比で43%の増加を記録した。
この数字は2023年の年間訪問者数である1260万人をすでに上回っており、ベトナムの観光業における回復と成長が顕著となっている。
9月単月では約130万人の国際観光客を受け入れ、全体としては1270万人を超えた。
市場規模において、韓国が依然として最大の送客市場であり、330万人が訪問して全体の26.5%を占めた。
他の主要市場に関しては、中国が270万人、台湾が95万4000人、米国が57万9000人、日本が52万9000人、マレーシアが35万7000人となっている。
同期間中に東北アジア市場がベトナム観光の成長を牽引し、中国は前年同期比で141.4%の大幅な増加を見せ、韓国も30.3%増加した。
東南アジアからの訪問者も好調で、インドネシアが91.9%、フィリピンが59.5%、ラオスが14.4%の増加を示している。
一方、タイからの訪問者は14.3%の減少を記録した。
欧州市場では、英国が19.9%増、フランスが28.1%増、ドイツが23.3%増と好調に推移し、特にロシアが80.5%増、イタリアが55.1%増と目立った成長を遂げた。
これらの市場は、2023年8月15日から導入された45日間の単独ビザ免除政策の恩恵を受けている。
南アジア地域では、インドが前年度比305%の回復を見せるなど、著しい成長が見られた。
その他の東南アジア諸国でもカンボジアが300%増、インドネシアが171%増、ラオスが155%増、フィリピンが134%増と顕著な回復を遂げている。
このような国際観光客の増加には、ベトナム観光庁および文化・スポーツ・観光省が推進する海外での観光プロモーション活動が寄与している。
緩和されたビザ政策も観光客増加の一因となっており、2024年の年間目標である1700万~1800万人の達成が期待される。
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