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ラオス国境のベトナム各省、3年間で麻薬1.9トンを押収

2024年10月16日(本日)07時00分 公開
ラオス国境のベトナム各省、3年間で麻薬1.9トンを押収

<写真:dantri.com.vn>

 

ラオス国境に接するベトナムの各省警察は、過去3年間で1万4100件以上の麻薬事件を摘発し、1.9トンの各種麻薬や300万錠の合成麻薬、約3500本のケシの木を押収した。

 

この情報は14日に開催されたベトナム公安省とラオス公安省との間で行われた麻薬犯罪防止に関する閣僚級二国間会議で報告された。

 

同期間にラオスでは1万5800件の麻薬事件が発覚し、2万3400人の容疑者が逮捕されている。

 

容疑者の中にはベトナムや中国、ミャンマー、タイ、ナイジェリア、インドネシア、カンボジア、フィリピン、イタリア、オーストラリア、イエメン、デンマークといった国籍の560人が含まれていた。

 

ラオス当局は約15.9トンに及ぶ約1億5900万錠の合成麻薬、12.5トンの覚醒剤、26.6トンの大麻、1.7トンのヘロイン、1.8トンのケシ、9800錠のエクスタシー、3.6トンのケタミン、6.8kgのコカイン、78.5トンの麻薬の原料を押収している。

 

ベトナムとラオスは過去3年間で麻薬に関する複数の共同捜査を実施しており、特に2023年8月に実施された「103H作戦」では、台湾人容疑者が指導する組織が摘発された。

 

同作戦では両国の警察が7人の容疑者を逮捕し、1.3トンのケタミンや1万本以上の電子タバコを押収した。

 

同組織は合法的な医薬品製造会社を設立する名目で麻薬の製造を行っていた。

 

容疑者7人は中国から原材料を合法的に輸入し、タイを経由してラオスに搬送していたことが明らかになっている。

 

この医薬品製造会社は1年間で64種類の原料約9000トン、約570万ドル(約8億5281万円)相当を輸入していた。

 

会議の評価によると、同作戦では両国が過去に例を見ないほどの密接な協力を通じ、情報交換や捜査、逮捕、尋問を互いの領土内で行ったという。

 

ベトナム公安省のグエン・ヴァン・ロン次官によると、ベトナムとラオスの間には長い国境線があり、多くの国境検問所や小道が存在する。

 

これには両国の発展協力に利点がある一方で、国際犯罪組織が麻薬犯罪を含む違法行為を行うリスクも高い。

 

麻薬犯罪とその蔓延に効果的に対処するためには、一国の取り組みだけでは不十分であり、地域および国際的な協力が不可欠である。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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