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化学物質でモヤシ栽培、生産施設の男2人を逮捕
<写真:tuoitre.vn>
クアンガイ省クアンガイ市公安当局は、化学物質を使用してもやしを栽培していた2つの施設に関与した容疑者を起訴したことを発表した。
14日夜、公安当局はヴー・ヴァン・トゥアン容疑者(29)とダオ・ヴァン・ラップ容疑者(35)の2人を、食品安全法違反の容疑で正式に起訴した。
これに先立ち、クアンガイ市公安はクアンガイ省植物保護局と連携して、ギアチャイン街区にある容疑者2人のもやし生産施設の調査を行った。
現場からは化学物質を使用して栽培された疑いのあるもやしのサンプルが押収された。その後の検査により、これらの施設が成長促進剤を使ってもやしを栽培していたことが判明した。
両施設で生産されたもやしは市場に出回ると急性中毒を引き起こし、消費者の健康に重大な悪影響を及ぼす可能性があるとされている。
両施設は以前から当局の監視下にあり、2024年初頭にクアンガイ省公安は容疑者2人のもやし生産施設に対して、食品加工に使用が許可されていない化学物質の使用を理由に、それぞれ4000万ドン(約24万752円)の罰金を科し、さらに2か月間の操業停止命令を出していた。
しかし、操業停止期間が終了すると、両施設は再び違法な化学物質を使用してもやしを栽培し続けた。
地元住民からの苦情を受け、公安が密かに両施設の監視を続けていたが、施設は常に厳重に閉鎖されていたため、摘発が困難であった。
しかし、周辺での魚の死骸や異臭が発生するなどの異常が見られたことで、当局は再び調査を進め、化学物質を使用した栽培方法を特定した。
市場ではこれらの化学物質を用いて栽培されたもやしは「根なしもやし」として知られており、通常の土で栽培される根が多いもやしとは明らかに異なる。
逮捕後、両容疑者は早期の収益を得るために化学物質を使用していたことを認めている。
この事件は食品安全に対する懸念を再び喚起し、化学物質の使用が消費者の健康に与える影響についての議論を呼び起こすものとなった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。