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サントリーペプシコ、ロンアン省に4生産ラインを移転

2024年10月25日(金)07時00分 公開
サントリーペプシコ、ロンアン省に4生産ラインを移転

<写真:suntorypepsico.vn>

 

サントリー・ペプシコ・ベトナムは、ホーチミン市にある4本の生産ラインをロンアン省に移設する計画を発表した。

 

これにより、年間約4億5000万リットルの炭酸飲料およびアクアフィーナの生産がロンアン省で行われることになる。

 

同社が発表した最新の環境影響評価報告書によると、同社はホーチミン市12区にある工場から4本の生産ラインをロンアン省ドゥクホア郡にあるフウタイン工業団地へ移設する。

 

この措置は市場需要への対応と生産効率の向上を目的としている。

 

ロンアン省の新工場は同社にとってベトナム国内で6番目となる大規模な施設で、敷地面積は20ha、総投資額は3億ドル(約457億5000万円)以上に上り、アジア太平洋地域で最も先進的な工場となる予定である。

 

年間最大8億リットルの生産能力を有し、稼働後は同社の生産体制を大幅に強化する見込みとなっている。

 

この移設により、同プロジェクトの生産能力は年間7億9600万リットルから12億4400万リットルに拡大される予定である。

 

工場は無炭酸飲料や炭酸飲料を含む8本の生産ラインを設置し、2026年第1四半期からの稼働を目指している。

 

移設される生産ラインの内訳として、2025年に炭酸飲料用の2本、2026年にアクアフィーナ用の2本がロンアン省に設置され、その他の新しい生産ラインも2025年から2028年にかけて順次導入される見込みである。

 

年間の総生産能力はボトル飲料が4億8500万リットル、炭酸飲料が6億2300万リットル、無炭酸飲料が1億3600万リットルに達する見込みであり、すべて国内市場向けに供給される。

 

また、同社によると、工場稼働時には年間5万7504トンの砂糖を使用すると予想されており、これはベトナム国内の2023年および2024年の砂糖消費量の約5%を占めるという。

 

同社はベトナム市場での売上がアジア太平洋地域の中で日本を除いて最も高く、2024年上半期の売上は805億円に達し、前年同期比で3.9%増加した。

 

この業績には、ペプシとアクアフィーナの売上が大きく寄与している。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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