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ベトナム人女性観光客、韓国宮殿前でのヨガポーズに論争
<写真:dantri.com.vn>
ソウル・景福宮の外壁前でヨガポーズを取るベトナム人女性観光客の姿が、韓国国内外で波紋を巻き起こしている。
11月3日、ソーシャルメディアに緑色の服装の女性が景福宮の外壁前でヨガポーズを取る写真が投稿され、賛否が巻き起こった。
あるネットユーザーは「ヨガは室内で行うべき」と批判する一方、別の意見として「屋外での軽いポーズに過ぎず、問題視する必要はない」との声も上がった。
当事者であるハノイ市出身のHさんは現地メディアの取材に対し「景福宮が歴史的に重要な場所であると認識はしていたが、あくまで外壁の近くで撮影しただけであり、建物内には入っていない」と釈明した。
また、現地では一般人が写真を求め、拍手で応援してくれる場面もあったと述べた。しかし、今回の批判を受けて「次回は同様の歴史的場所でのヨガを避ける」と語った。
一連の出来事が注目されたことで、Hさんが以前にバリ島やモルディブ、シンガポールなどで撮影した写真にも再び批評が集まった。
Hさんは「人それぞれの趣味があり、個人の選択を尊重するべきである」とコメントしている。
なお、景福宮を訪れる際の服装に特別な規則は存在しないが、大多数の訪問者は控えめな服装を選ぶ傾向にある。
景福宮は1395年に朝鮮王朝の主要宮殿として建設され、韓国における最も大きく美しい宮殿として知られている。
かつては390の部屋を有し、王や高官の居住、仕事場として使用された。
16世紀末の火災で甚大な被害を受けたが、1867年に再建され、日本統治時代には再び破壊を受けるなど、幾多の歴史的な浮き沈みを経てきた。
1990年代以降、大規模な修復工事が実施され、現在では朝鮮王朝の文化と歴史を今に伝える観光名所として、多くの人々を引きつけている。
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