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大規模な軍用銃密売組織を摘発、現在までに1000丁超を販売
<写真:chinhsachcuocsong.vnanet.vn>
ハティン省公安局は11月7日、軍用銃を不正に売買していた大規模な密売組織を摘発し、関係者45人を逮捕するとともに、合計532丁の銃器、3万6824発の弾薬、211.11gの麻薬を押収したことを発表した。
同省警察の刑事課が摘発したこの組織は、ソーシャルメディアを通じて密かに銃を取引しており、現在までに1000丁以上の銃が国内外に流通していたことが明らかとなった。
組織の中心メンバーとして、各地に在住する6人が特定されている。中心メンバーらは異なる役割を分担し、密売の過程で他の協力者を勧誘していた。
公安当局は全国15の省と都市で捜査チームを同時展開し、45人を逮捕・召喚するとともに、自宅の家宅捜索を実施した。
摘発にはハノイ市、ホーチミン市、ニンビン省、クアンニン省、ハウザン省などの地方警察や公安省の関連機関が協力した。
捜査によれば、これらの密売人はSNSを利用して密売ルートを形成し、未登録のアカウントを使って銃器の種類や部品を購入して組み立て、完成品を広告・販売していた。
多くの銃は中国、ラオス、カンボジアなどから密輸され、国内外へ供給されていたという。
購入者は希望する銃種を選択し、SNS上の偽アカウントを通じて連絡を取り、銀行振込や代引きで支払いを行う仕組みがとられていた。
2023年以降にハティン省内では銃器による傷害事件や財産破壊事件が相次いで発生し、地元警察は関連人物を調査した結果、SNS経由で銃器を購入していた組織的な密売ネットワークを発見した。
この密売グループは、通信手段の匿名化や複数の配送ルートの利用により、警察の追跡を逃れながら全国各地に広範に活動していた。
警察当局は今後も密売ネットワークの摘発に向けて捜査を進める方針であり、国内の治安維持に万全を期すとしている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。