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タイ湖の歩道を占領する露天、警察が取り締まりを強化
<写真:tuoitre.vn>
ハノイ市タイホー区のタイ湖(西湖)周辺において、歩道が飲食スペースとして無断で使用されている問題に対し、11日夜に同区警察が取り締まりを行った。
タイホー区警察は地域の各警察と協力し、歩道を占拠する営業者への警告と違反処罰を実施した。
11日昼には依然として、湖畔沿いの歩道にはカフェや飲食店が軒を連ね、日中から夜間にかけて敷物やテーブルが並べられ、客が集まって飲食を楽しむ様子が見られた。
ハノイ市の197指導委員会およびタイホー区は現在までにも度重なる取り締まりを行ってきたが、依然として歩道の占拠が続いているという。
同日夜8時にタイホー区警察の交通秩序チームは、クアンアン通り、タインニエン通り、グエンディンティー通り、チックサイ通り、ヴェーホー通りなどの主要道路を巡回し、歩道占拠者に対して撤去命令を発した。
また、違反者には罰金処分も行われる方針である。
タイホー区警察のブイ・カイン・ズイ少佐によると、タイ湖周辺の秩序維持活動は毎日行われており、特に午後6時から深夜0時までの繁忙時間帯に重点的な取り締まりが行われている。
しかし、タイ湖の広範なエリアにわたって歩道占拠が発生しているため、完全な解決には至っていない。
取り締まりを行っても、警察が立ち去った後に再びテーブルや敷物が設置されるケースも少なくないという。
ズイ少佐は特に常習的に違反を繰り返す店舗に対しても罰則を強化する方針を示し、取り締まりの強化をタイホー区指導部に提案する予定である。
タイホー区人民委員会のグエン・ディン・クエン委員長もまた、11日に地元メディアに対して、タイ湖周辺の違法営業は度重なる取り締まりにもかかわらず後を絶たないと述べていた。
同区人民委員会は今後、トゥイクエ街区やブオイ街区の駐車場の再編を進め、歩道占拠の抑制策としてさらなる予算の確保を検討している。
また、夜間営業の許可を検討しているが、タイ湖周辺の多くの歩道は幅が狭いため、十分な安全基準を満たしていない点で困難があるという。
今後も、警察と行政による取り締まりの継続と市民への周知を通じ、タイ湖周辺の歩道の秩序回復が期待される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。