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店内まで侵入する露天商、ダナンで多くの人が困惑
<写真:tuoitre-vn>
ダナン市はかつて、物乞いが観光客を悩ませない都市として知られていたが、現在では多くの飲食店や居酒屋において、しつこく商品を売りつける露店商が横行しており、多くの人々が困惑している。
特に飲食店が集中するゴーティニャム通り、タンダー通り、ファントゥー通り、イエンケー2通りなどを歩くと、多くの露店商が菓子や果物を売りつけようとする光景が目立つ。
多くの人々は、露店商の困窮した状況に同情し、通常の市場価格よりも高い商品を購入している。これにより、露店商たちは商売を続けやすくなり、その数も増加している。
しかし、この状況がエスカレートすると、当初の同情心は薄れ、多くの人々が頻繁に声をかけられることに不快感を覚えるようになる。
クアンビン省出身のホアン・ティエン・タンさん(27)は、友人とタンケ区のヴァンカオ通りの居酒屋を訪れた際、露店商から菓子や果物を購入したが、食べることはなく、単にテーブルに置いておいた。
これは、他の露店商に「既に買った」と伝えるための策であるという。
タンさんは「露店商の子供や高齢者を見ると気の毒に感じ、つい買ってしまう。しかし、売り手が多すぎて、買い続けることが難しい。しつこく勧められると、話を中断して断るのが煩わしい」と語った。
一方、ダナン市在住のチャン・ヴァン・ホアンさん(29)は、最も効果的な対処法は無視することであるという。
ホアンさんは「断ると余計に勧められるので、見えないふり、聞こえないふりをすると、やがて諦めて去っていく」と語った。
露店商の中には、音楽を流したり歌ったりして客の注意を引こうとする者もおり、購入者にスピーカーを貸してその場で歌わせることもある。
これは周囲の迷惑となり、秩序を乱す原因となっている。
さらに、現在では飲食店のテーブルに勝手に商品を置き、客が手をつけると高額な料金を請求する手口もある。
イエンケー2通りの居酒屋では、露店商が勝手に料理をテーブルに並べ、客が使用した場合、高額な料金を要求するという事例が報告されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。