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ビンズオン省で銃の製造販売を摘発、完成品はSNSで販売
<写真:nld.com.vn>
ビンズオン省公安当局は11月16日、違法銃器の製造・販売に関与した犯罪ネットワークを摘発したことを発表した。
この組織はドンナイ省ディンホアン郡を拠点に活動し、主犯格のレン・チー・バー容疑者(40)とグエン・チュン・ヒエウ容疑者(33)が中心となり、広範囲での違法取引を行っていた。
調査によると、バー容疑者はドンナイ省ディンホアン郡チャコ村で土地を借り、労働者を雇用して機械工場を設立した。この施設で銃器の部品を製造・加工し、完成品として組み立てた後に販売して利益を得ていた。
一方、ヒエウ容疑者はYouTubeやその他のSNSアカウントを利用して銃器の宣伝・販売を行い、バー容疑者の活動を支援していた。
また、ヒエウ容疑者は他の違法販売者から購入した銃器を再販売することでさらに利益を上げていたという。
2023年7月から2024年1月にかけて、2人はビンフオック省、タイニン省、ダクノン省、ホーチミン市、ラムドン省、ビントゥアン省、トゥアティエン=フエ省、タインホア省、ハティン省など全国各地において、合計33丁の銃器を26人の顧客に販売し、数億ドン(1億ドン=約61万円)を不正に得ていたことが確認された。
これらの違法銃器は一部の若者にも広がり、無知や好奇心から購入されたケースも見られた。これにより、銃器が家庭に隠されるだけではなく、自己防衛や狩猟を目的として使用されたほか、紛争解決や債権回収、さらに犯罪行為に利用される事例も報告されている。
捜査の結果、ビンズオン省公安当局は銃器の違法製造・保管・使用・販売の罪で23人を起訴し、拘留または居住制限措置を講じた。
これまでに調査が終了し、案件は検察庁に送致され、法の規定に基づき起訴が進められる予定である。
今回の摘発は違法銃器の流通抑制に向けた重要な一歩であり、引き続き公安当局による徹底した取り締まりが期待される。
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