おすすめのプロモーション
ホーチミンのメトロ1号線、12月22日正式運行開始へ
<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市の都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)が2024年12月22日に正式運行を開始する見通しである。
同路線に関連する作業が最終段階に入り、現在は運行開始に向けた準備が進められている。
ホーチミン市都市鉄道管理委員会によれば、同プロジェクトは建設作業を100%完了しており、現在は商業運行のための必要手続きが進行中である。
同委員会と運営事業者であるメトロ1号線有限会社(HURC1)は、運行準備に向けた最終調整を行っており、運転士の訓練や設備の引き渡し作業が進められている。
同路線の運行開始当初、運行時間は毎日午前5時から午後10時までとし、ピーク時には8分間隔、それ以外の時間帯では12分間隔で運行する予定である。
ピーク時は午前6時~8時、午前11時~正午、午後3時半~午後6時の時間帯とされている。
各駅には運行スケジュールが掲示され、詳細な情報は公式ウェブサイトやアプリを通じて提供される予定である。
ホーチミン市人民委員会が発表した内容によると、メトロ1号線の運賃は1回の乗車が6000~2万ドン(約36〜122円)で、距離や支払い方法(現金・非現金)によって異なる。
また、1日乗車券は4万ドン(約244円)、3日乗車券は9万ドン(約549円)と設定され、いずれも利用回数に制限はない。
さらに、月額乗車券は一般利用者が30万ドン(約1830円)、学生は15万ドン(約915円)となる。これにより、幅広い利用者が利便性を享受可能なように配慮されている。
メトロ1号線はホーチミン市内の交通渋滞解消と公共交通機関の利用促進に寄与することが期待されている。
同プロジェクトの進捗は遅延が指摘されていたが、今回の正式運行開始により、同市の公共交通網が大きく進展することとなる。
利用者にとって、快適で効率的な移動手段を提供するメトロ1号線の今後の運行状況に注目が集まる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。