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ホーチミンのメトロ1号線、最低運賃は6000ドン
<写真:znews.vn>
ホーチミン市のメトロ1号線「ベンタイン〜スイティエン」路線は、2025年初頭の運行開始を目指し、運賃は最低6000ドン(約36円)から最高2万ドン(約120円)に設定される予定である。
ホーチミン市交通運輸局は運賃案を同市人民委員会に提出し、運行準備を進めている。
現金利用者の運賃は最低7000ドン(約42円)、最高2万ドン(約120円)に設定されているが、電子決済の場合は最低6000ドン(約36円)、最高1万9000ドン(約114円)となる。
日額のフリーパスは4万ドン(約240円)、3日間フリーパスは9万ドン(約540円)で、いずれも乗車回数の制限はない。
月額パスは一般向けが30万ドン(約1803円)、学生は15万ドン(約901円)で、いずれも乗客保険を含む。
この運賃設定は、ハノイ市のメトロ2A号線「カットリン〜ハドン」路線の価格比較や、市民の支払能力を調査した諮問機関の研究結果に基づき策定された。
市民の公共交通利用を促進し、都市鉄道の普及を図る狙いがある。
メトロ1号線は全長約20kmで、2012年に着工された。
総投資額は約43兆7000億ドン(約2620億3700万円)であり、ベンタイン駅からトゥードゥック市のロンビン車両基地まで続く。
路線は地下駅3駅、高架駅11駅を含む全14駅で構成され、17編成の電車が座席147人、立席783人の計930人を収容可能である。
運行開始から最初の6カ月間は、5時〜22時までの間、1日200便が運行される予定で、ピーク時は8分間隔で9編成、その他の時間帯は12分間隔で6編成が運行される。
ホーチミン市は最初の3カ月間は運賃を全額市の予算で負担し、17の接続バス路線を含め、無料での乗車を提供する計画を立てている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。