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運転中にカラオケ熱唱、女性ドライバーに非難殺到

<写真:sggp.org.vn>
ベトナム中部ダクラク省で、女性ドライバーが運転中にマイクを握りカラオケを熱唱する様子が撮影された動画がネット上で拡散し、社会的な議論を呼び起こしている。
この女性が運転していたのは国道14号線で、危険行為として当局が調査を開始した。
問題の行為は、ダクラク省クロンパック郡にある宴会場の女性経営者が自身のFacebookアカウントでライブ配信した動画で明らかになった。
この動画には、片手でハンドルを握りながら、もう一方の手でマイクを持ちカラオケを歌う女性の姿が映されていた。
さらに、歌詞を覚えていないため助手席の同乗者が持つスマートフォンの画面を頻繁に確認していたことも確認されている。
この動画は公開直後から視聴者の批判を浴び、「法律を無視した危険な行為」との声が殺到した。
これを受けて女性のFacebookアカウントは非公開となったが、動画は他のSNSプラットフォームにも転載され、多くの注目を集め続けている。
12月10日夜、ダクラク省警察交通部門の幹部は「問題の動画については認識しており、関係者がクロンパック郡に居住している可能性が高い」とコメントした。
同省警察本部は郡警察に対し、事実関係を確認し適切な措置を取るように指示を出した。また、隣接するダクノン省警察も同様の調査を開始している。
この件を受け、社会からは「公共の道路でこのような行為を行うことは、同乗者や他の道路利用者の命を軽視している」との非難の声が上がった。
交通法規の遵守を求める声が相次ぎ、一部では「同様の行為が他のドライバーに悪影響を与える可能性がある」として、厳格な処罰を求める意見も寄せられている。
ベトナムでは交通事故の多くがドライバーの注意不足や無謀な運転行為によるものとされており、今回の件は安全運転意識の向上が急務であることを改めて示す事例となった。
関係当局による厳格な対応が求められるとともに、交通安全への社会的関心も一層高まっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。