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世界で最も安全な航空会社、ベトナム航空が22位に選出
<写真:vietnam.vn>
オーストラリアの航空安全評価機関「Airline Ratings」により、ベトナム航空が2025年版「世界で最も安全な航空会社25社」に選ばれた。
ベトナムから唯一選出されたベトナム航空はランキングで22位に位置している。
このリストにはエミレーツ航空やカタール航空、全日本空輸(ANA)といった世界的に名高い航空会社も含まれている。
Airline Ratingsは航空安全分野で高い信頼を得ており、その評価基準は非常に厳格である。
同機関は過去2年間の重大事故の有無、機材の平均使用年数や規模、事故率、収益性、IOSA(IATA運航安全監査)認証の保持状況、パイロット訓練の質などを総合的に評価する。
Airline RatingsのCEO、シャロン・ピーターセン氏は「ベトナム航空は過去27年間、重大事故や深刻なトラブルを一切起こしていない」と述べ、その安全性を高く評価した。
ベトナム航空は現在、100機以上の最新鋭機を運航しており、機材の平均使用年数は10年未満に抑えられている。
ベトナム航空は2006年からIOSA認証を継続取得しており、2007年には国際基準に準拠した安全管理システム(SMS)を導入した。
さらに、ベトナム航空はアジア地域における航空安全性向上にも大きく貢献しており、国内の空港インフラの整備や航法システムの改善、運航手続きの厳格化などを通じて、航空業界全体の安全基準を引き上げている。
2022年には米国連邦航空局(FAA)の厳格な基準をクリアし、ベトナムから米国への定期便を運航した初の航空会社となった。
さらに、2023年には国際航空運送協会(IATA)の「世界安全運航会議」のホスト航空会社に選ばれるなど、国際的な評価を一層高めている。
ベトナム航空はBoeing 787やAirbus A350、A321neoなどの次世代型航空機を積極的に導入し、先端技術を活用して運航の安全性と効率性を向上させている。
これらの取り組みにより、Airline Ratingsの「安全文化評価」では6.2/7という高いスコアを獲得し、安全性への強いコミットメントが示された。
Airline Ratingsは世界385社の航空会社を対象に安全性やサービス品質を評価しており、その報告はSkytraxと並ぶ信頼性を持つ。
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