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テトを迎えるホーチミン、ペットホテルの需要が急増

〈写真:Tuoitre.vn〉
ホーチミン市ではテト(旧正月)を前にペット関連サービスの需要が急増し、ペット用ホテルは満室が相次ぎ、美容サービスの予約も殺到した。
飼い主たちは大切なペットのため、時間も費用も惜しまず準備に励む姿が見られた。
ホーチミン市内のペット専用ホテルでは、冷房完備の快適な施設が人気を集めている。2025年は例年以上に予約が殺到し、1月上旬の時点で多くのホテルが満室となった。
ペットショップHのオーナーによれば、同施設では受け入れをすでに一時停止しており、1月26日から2月15日までの長期利用者のみ対応し、品質の維持を優先している。
ペットホテルの料金は1日あたり12万〜30万ドン(約746〜1866円)で、料金はペットの体重やケア内容によって変動するが、施設は清潔に保たれ、冷房設備や特別な食事メニューが充実している。
総合栄養食を基本に、鶏肉の燻製や牛肉、ウズラを用いた食事が提供されるほか、おやつやスープも用意される。これらの高品質なサービスが、飼い主たちに支持されている理由である。
ペットホテルだけではなく、美容サービスも例年にない盛況を見せている。ホーチミン市タンビン区の美容店舗では、スタッフが深夜から早朝にかけて働き続ける姿が日常となっている。
美容サービスの終了後には、正月の飾り付けを施した特設スペースで記念撮影が行われる。また、一部の店舗では競争激化を背景に送迎サービスまで取り入れている。
料金は数十万〜数百万ドンと幅広く、ペットの体重や依頼内容に応じて異なる。こうした高額なサービスにも関わらず、多くの飼い主が積極的に利用している。
しかし、急増する需要に対し、サービス提供側には課題もある。店舗オーナーの1人は「この時期はペット美容師にとって最大の稼ぎ時であるが、スタッフの確保が難しい」と現状を明かした。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。