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12歳の息子が車を運転、動画投稿の父親が炎上

〈写真:Cong an〉
ベトナム公安省交通警察局は27日、12歳の息子に自家用車を運転させ、その様子を撮影してSNSに投稿した父親に関する調査を開始したことを発表した。
本件はタイビン省公安局のサイバーセキュリティ・高技術犯罪防止部門と連携して対応が進められている。
この問題が発覚したのは25日夜、父親が自身のFacebookアカウントでライブ配信を行ったことがきっかけである。
動画の中で父親は「今日は酒を飲んだから息子が運転して家に送ってくれる」と発言し、12歳の息子が車を運転する様子を見せていた。
この動画は2分以上にわたり、多くの視聴者から批判の声が上がった。
父親の行動は公共の安全に対する重大な懸念を引き起こし、交通警察および関連機関が迅速な対応に乗り出した。
調査の結果、この父親は1981年生まれのL.N.L氏で、タイビン省ブトゥー郡ブーホイ村に居住していることが明らかになった。
L.N.L氏は、事件当日18時ごろに車を運転中、タイビン省カウコイ地域で車が故障し、牽引作業中に息子を運転席に座らせ、その様子を動画に収めたと説明している。
また「楽しい思い出を記録するつもりであった」と述べ、自身の行為について軽率であったと認めている。
さらに、L.N.L氏はこの動画をSNSに投稿した理由について「単なる娯楽のため」と釈明したが、自らの行為が誤解を招き、社会的不安を引き起こしたことを認めた。
交通警察局の代表者はL.N.L氏の行為が「社会不安を引き起こす情報の提供」として、虚偽情報の提供・拡散に該当する可能性があると指摘した。
この場合、1000万〜2000万ドン(約6万2160〜12万4320円)の罰金が科される見込みである。
さらに、牽引作業中に不適切な人員を輸送した可能性についても調査が進められており、必要に応じて追加の法的措置が講じられる見通しである。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。