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ベトナムへの旅行検索が急増、米・豪・印からの関心が高まる
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<写真:tuoitre.vn>
2月上旬にベトナムへの国際旅行検索が前月比で30〜45%増加した。また、国家観光局によれば、Googleのデータでは2024年11月末から2025年1月にかけて、ベトナムの宿泊施設に関する国際的な検索が前年同期比で15〜30%増加している。
特に2025年2月上旬には30〜45%の急激な伸びが確認された。米国市場がベトナムを最も多く検索し、次いでオーストラリア、インドが続いた。
特にオーストラリアとインドは今後の成長が期待される有望な市場とされている。
また、日本、韓国、シンガポール、英国、カナダからの検索も多く、ホーチミン市、ハノイ市、ダナン市、フーコック市といった主要観光地が人気を集めている。
ベトナムの旅行会社によると、2024年の観光業回復に続き、2025年の検索増加は業界にとって追い風となっているという。
バリア=ブンタウ省で旅行サービスを提供するグエン氏によれば、エコツーリズムへの関心が高まっており、特に米国からの旅行者は環境に配慮した体験を好む。
2025年1月の外国人観光客数は約210万人に達し、前月比18.5%増、前年同期比36.9%増となった。
この数値は2020年1月の200万人を超える過去最高記録であり、観光業の回復が顕著である。業界関係者からは今後の成長に大きな期待が寄せられている。
観光客の増加には柔軟なビザ政策や積極的なプロモーション活動、ベトナムの観光ブランド価値の向上、多様で高品質な観光商品・サービスの提供といった要因が影響しているとされている。
また、ベトナム政府は観光促進策の一環として、2025年3月1日から12月31日までの期間、ポーランド、チェコ、スイスの市民に対するビザ免除を決定した。
この施策は欧州3カ国からの観光客をさらに呼び込むことを目的としており、欧州市場での存在感を高める狙いがある。
ベトナム観光業界は成長市場である米国、オーストラリア、インドに加え、欧州市場からの訪問者増加を見込み、2025年の業績拡大に期待を寄せている。
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