おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

宿泊施設で違法薬物製造、オーナーの通報で発覚

2025年04月09日(水)07時00分 公開
宿泊施設で違法薬物製造、オーナーの通報で発覚

<写真:tuoitre.vn>

 

ベトナム中部クアンガイ省で、宿泊施設オーナーによる不審な行動への通報がきっかけとなり、違法薬物を製造していた容疑者が逮捕された。

 

クアンガイ省警察によれば、逮捕されたのはタインホア省出身のグエン・フー・クエット容疑者(28)である。

 

容疑者は3月中旬からクアンガイ市チュオンクアンチョン区のホームステイ型宿泊施設を借り受け、約2週間にわたり違法薬物の製造を行っていた。

 

施設のオーナーが監視カメラの映像を確認したところ、容疑者が不審な荷物を運び入れる様子や異常な行動が認められたため、速やかに地元警察へ通報した。

 

警察による室内の捜索の結果、複数の液体状薬物成分が発見された。

 

取り調べにおいて、クエット容疑者は過去にカンボジアにおいてカジノ経営に関与しつつ、薬物製造技術を習得していたと供述した。

 

帰国後はオンラインを通じて知識をさらに深め、化学薬品をインターネットで購入しながら薬物の製造を継続していた。

 

製造された薬物は主に液体状であり、電子タバコ、清涼飲料、精油製品などに偽装し、若者や学生層を標的にしていたという。

 

摘発時、容疑者の部屋からは未出荷の液体薬物が約7リットル押収された。

 

また、クエット容疑者は警察による摘発を免れるため、150万〜200万ドン(約8550〜1万1400円)の賄賂を持ちかけたが、警察は直ちに薬物犯罪対策部門と連携して捜査を継続した。

 

チュオンクアンチョン区警察のファム・アイン・コイ少佐は「今回の事件は宿泊施設オーナーの警戒心と迅速な通報が解決の鍵となった」と述べ、市民に対して異変に気付いた際は速やかに警察へ通報するように呼びかけている。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板