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新ターミナルで再び雨漏り、施工業者「漏水ではない」

2025年05月27日(火)07時00分 公開
新ターミナルで再び雨漏り、施工業者「漏水ではない」

<写真:anninhthudo.vn>

 

ホーチミン市のタンソンニャット国際空港T3ターミナルにおいて、24日正午頃にベトナム航空のチェックインエリアで雨漏りのような現象が再発した。

 

天井の継ぎ目から水が床に流れ落ち、利用客の間に一時的な混乱が生じた。

 

T3ターミナルは総工費11兆ドン(約682億円)をかけて建設され、4月19日に落成したばかりである。

 

しかし、5月7日にも雨漏りが確認されており、今回の事象はそれに続くものである。短期間に複数回発生した不具合により、施工品質への懸念が高まっている。

 

施工を担当したハノイ建設総公社(Hancorp)によれば、今回の水漏れは漏水ではない。

 

排水管の接合部に用いられたゴムパッキンの不具合によって一時的に水が漏れ出たものであるという。

 

ハノイ建設総公社は問題箇所が特定済みであり、当日中に修復を完了したとしている。

 

同社はまた、5月7日に発生した初回の雨漏りに関しては、防水材の劣化が原因であったと認めている。

 

今回の事象とは原因が異なることを強調し、再発防止に努める姿勢を示した。

 

T3ターミナルは年間2000万人の国内旅客を収容可能な大規模施設であり、4月30日から本格的な運用を開始している。

 

ベトナム航空の国内線はすべてこの新ターミナルに移され、日々多くの利用客が行き交う。

 

新ターミナルの建設は3つの主要契約に分割されており、その中で最大規模の第12契約は6社による共同企業体が担当している。

 

ハノイ建設総公社はノイバイ国際空港第2ターミナルや国家会議センターなどの大型プロジェクトにおける実績を有しているため、屋根部分の施工を受け持った。

 

今後、同ターミナルの運営においては、施設の安全性および施工品質の信頼回復が重要な課題となる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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