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タンソンニャットの新ターミナル、開業直後に雨漏り発生

2025年05月12日(本日)07時00分 公開
タンソンニャットの新ターミナル、開業直後に雨漏り発生

<写真:vtcnews.vn>

 

4月に開業したホーチミン市のタンソンニャット国際空港新ターミナルT3において、5月7日の豪雨によって屋根からの雨漏りが発生した。

 

総工費11兆ドン(約617億3000万円)を投じたばかりの施設における予期せぬトラブルに、利用客からは驚きと不安の声が上がっている。

 

空港運営当局の説明によれば、雨漏りは出発ロビーの屋根に設置されたガラス部分から発生し、床に水が溜まる事態となった。

 

ちょうどチェックイン業務が集中する時間帯であったため、現場は一時的に混乱し、清掃員がバケツやモップを用いて応急対応に追われた。

 

雨漏りの原因は、連日の猛暑により屋根部分の表面温度が70度に達し、その影響で接着剤に緩みが生じたことによるものとされる。

 

この結果、ガラスと構造部材の間に隙間が生じ、そこから雨水が浸入したと見られている。

 

なお、当ターミナルは当初予定されていた完成時期よりも2カ月早く開業しており、一部設備の試験運用が十分に行われていなかった可能性もある。

 

現在、補修作業が急ピッチで進められており、1〜2日以内に完了する見込みである。

 

管理当局は今回の雨漏りは局所的な不具合にすぎず、施設全体の品質に影響するものではないと強調した。

 

あわせて、今後は屋根全体の接着剤再施工および構造の強化を実施し、同様のトラブルの再発防止に努める方針であるという。

 

新ターミナルT3は国内線の混雑緩和を目的として4月19日に開業し、現在はベトナム航空によるホーチミン〜ハノイ線およびホーチミン〜バンドン線の2路線のみが運航されている。

 

開業直後に発生した雨漏りは、新施設の完成度や施工品質に対する懸念を呼び起こす結果となった。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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